2022年度 DX診断士試験 DX Diagnostician Examination
Summary of examination 試験概要
申込期間 | 2022年7月25日(月)〜9月5日(月) |
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試験日 | 2022年9月15日(木)、9月16日(金) |
試験時間 | 15:00~16:30 |
合否発表 | 2022年9月29日(木) |
試験出題数 | 41問(選択式問題40問・論述式問題1問) |
試験時間 | 90分 |
合格基準 | DX診断士:全出題数に対して正答率75%以上 DX診断士上席:全出題数に対して正答率85%以上 |
受験料 | 11,000円(税込)/ 金融機関関係者・官公省庁は無料※ |
試験範囲 | DXの一般知識。DXシステム開発の考え方 |
試験参考 | 「DX推進指標」とそのガイダンス(令和元年7月・ 経済産業省)他、DXに関する経済産業省発表のレポート、当協会の推薦図書、当協会ブログ等 |
※今回の検定試験は金融庁「金融機関のITガバナンス等に関する調査結果レポート」「金融機関のITガバナンスに関する実態把握事例集(参考手引) 令和3年6月版」を推進していくため、金融機関関係者、並びに官公省庁に在籍の方の受験料は無料とさせていただきました。
DX診断士協会について
DX診断士の認定機関として2019年に設立されたDX診断士協会は、DXの知識、DXロジックを組み立てられる人材を育成、排出するために誕生いたしました。
中小はもちろん大手企業でもDX化が進んでいません。未だにDXで何が出来るかわからない、DXを活用したいが専門人材がいないという企業が大多数を占めています。DX診断士協会は、DXに強い人材を育成する事で、会社経営にDXを活かした企業を支援していきたいと考えています。
2020年からは経済産業省による「DX認定」の申請指導や企業、銀行、信用金庫などの金融機関でも講演も行っています。
Data of examination 受験データ
第一回試験(終了しました)
- 日時
- 2020年12月9日 13時~14時
- 試験方法
- オンライン・東京国際フォーラム
- 申し込み締め切り
- 2020年11月8日
- 受験者数
- 121名
- 合格者
- DX診断士19名 DX診断士上席9名
- 合格率
- 23%
- DX診断士上席
- 高山 慎太郎 / 濱崎 晃 / 佐山 宇宏 / 義永 洋士 / 井上 達也 / 山中 史彦 / 杉山 靖彦 / 黒田 哲司
- DX診断士
- 川村 博 / 大河内 信人 / 舘村 真二 / グェン・ミン・タイ / 小嶋 勇志 / 大場 昌晴 / 矢代 雅義 / 加瀬 曹一郎 / 松田 志朗 / 中村 裕 / 荒澤 文寛 / 山崎 琢磨
※希望者のみ掲載しております
Contents of examination 試験内容
選択式 | 30問…配点60点 |
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論述式 | 1問…配点40点 |
第一回試験サンプル(選択式)
Question.
間違っているものに×をつけなさい
Answers.
- ①経営層が各事業部門に対して、データやデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを構築する取組について、新しい挑戦を促し、かつ挑戦を継続できる環境を整えている必要がある
- ②各事業部門において新たな挑戦を積極的に行っていくマインドセットが醸成されるよう一連の繰返しプロセスが確立できていることが大切である
- ③デジタル技術やデータ活用に精通した人材や、各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取組をリードする人材、その実行を担っていく人材を社内での育成はもとより、社外からの人材の獲得や社外との連携も視野に確保していくことが大切である
- ④DXへの取り組みは、変化に対応するため仮説を立てずに臨機応変に現場で失敗を恐れずチャレンジしていくべきである
第一回試験サンプル(論述式)
Question.
下記の問題を解決するためには、貴方ならどう指示するか回答してください。
今、冷凍肉の問屋を営んでいます。仕入れた肉は当社の冷凍倉庫に保存します。仕入れは毎週1トンから2トン仕入れます。肉は10キロから30キロの肉の塊です。お客様は毎日数十人が来られ、必要な分だけ肉の塊を切って販売しています。ご購入される肉は10キロから100キロまで様々です。今困っているのは肉の管理です。端切れの肉が出てしまった場合、倉庫に戻すのですが、いつ買った肉か、何キロあるのかがわからなくなって困っています。結局、古くなった肉は売ることができず廃棄ロスが出てしまいます。廃棄ロスをなくすためにはどういうシステム、どういうワークフローにすればよいでしょうか。
Sample Answer.
(回答例)肉を仕入れたとき、ひとつひとつの肉の塊に肉1.肉2.肉3のような番号とその重量をシステムにインプットします。たとえば肉を100キロ仕入れた場合「肉1Z・100」とします。 この「肉1Z・100」を20キロ切って販売した場合、システムから「肉1Z・100」を消し、「肉1A・20キロ」「肉1B・80キロ」に分けます。お客様には「肉1A・20キロ」を販売し、在庫として「肉1B・80キロ」が残ります。その後「肉1B・80キロ」を10キロ切って販売した場合は同様に「肉1B・80キロ」を消し、「肉1C・10キロ」「肉1D・70キロ」に分けます。